還暦を過ぎても、その独特のユーモアで人々を微笑ませ、国内外のミュージシャンから計り知れない敬愛をうける、紛れもなく日本の最も重要な音楽家の一人、細野晴臣。ヴァンダイク・パークスや、マーティン・デニーから影響されたオリエンタリズムと、南国的なエキゾチックサウンドを軸に、はっぴいえんどを経てYMOへと移行する、濃いグラデーションの海を漂うような"細野サウンド"の金字塔。日本のポップスシーンの礎を築いたティン・パン・アレーによるグルーヴ感とも相俟って、このタイミングでしか生まれ得なかった歴史的名盤に。