ARTIST : JIM O'ROURKE

 TITLE : All Kinds Of People

この10年でたぶん最も聴いた大傑作アルバム『ユリイカ』の中でも一際センチメンタルで美しいバート・バカラックのカヴァー「Something Big」。自身好きな11人の歌手を迎え、ジム・オルークがプロデュースする、たおやか且つセンシティヴな全曲バカラック・ソング集が遂に完成!
滋味深く味わいも格別な細野晴臣の低音ヴォーカルが、流麗なストリングス・アレンジ、瀟酒なピアノに溶け込む、切ない詩情に溢れたオープニングの「Close To You」、洒脱なアレンジが絶大な深みをもたらす青山陽一の「You'll Never Get To Heaven」、ナイーブなジムの声が10年振りに聴ける「Planes Boats And Trains」など。日本のポップス・アルバムの中で一番好きと公言するあの金字塔的名盤『ほうろう』(個人的にもそう。結構そういう人いますよね?)の小坂忠と、奇跡の組み合わせが実現した「Don't Make Me Over」は、心をゆさぶる情感と憂いを含む唯一無二の嗄れたハスキー・ヴォイスに胸が熱くなる、本作のハイライトの一つ。今をときめく相対性理論からやくしまるえつこ、ボアダムズ/OOIOOのヨシミ、サーストン・ムーア、カヒミ・カリイ、ジムも絶賛する美声シンガー、小池光子が参加。情感豊かな全てのドラムは、ウィルコのグレン・コッチェ。